いちからわかる中央銀行と金融政策(河村小百合:㈱日本総合研究所調査部上席主任研究員)

第1回:中央銀行の機能とは
掲載号:2018年(平成30年)5月30日号〔第2050号〕
内容:
1 発券銀行
2 銀行の銀行
3 政府の銀行
4 「信認」の重要性

第2回:中央銀行の短期金利誘導はどう行われるのか?
掲載号:2018年(平成30年)5月30日号〔第2050号〕
内容:
1 規制金利の時代
2 市場金利誘導開始の背景
3 政府からの独立性獲得前の事情
4 金利誘導メカニズムの実際
5 職人芸のような資金需給予測
6 準備預金制度の意味
7 変わり果てた姿の短期金融市場

第3回:長短金利はどのように決まるのか
掲載号:2018年(平成30年)7月30日号〔第2054号〕
内容:
1 金利とは何か(金利を構成する要素)
2 短期金利と長期金利
3 最近のイールドカーブが物語るもの

第4回:マイナス金利下での日本の短期金融市場の実情
掲載号:2018年(平成30年)8月30日号〔第2056号〕
内容:
1 短期金融取引の衰退は顕著
2 かつては活発だった短期金融取引
3 量的緩和で日銀当座預金が膨張
4 金利ゼロ%回避のため付利を開始
5 マイナス金利で取引は激減
6 三層構造方式の日銀のマイナス金利
7 コール取引の変質

第5回:イールドカーブ・コントロールの現状と課題
掲載号:2018年(平成30年)8月30日号〔第2056号〕
内容:
1 マイナス金利政策による歪み
2 イールドカーブ・コントロールとは
3 中央銀行は長期金利も制御できるのか
4 他の中央銀行がやらないのはなぜか

第6回:金融危機で変貌を余儀なくされた金融政策
掲載号:2018年(平成30年)11月30日号〔第2062号〕
内容:
1 「ゼロ金利制約」に直面した中央銀行
2 金融政策でなぜ景気を刺激できていたのか
3 量的緩和の効果の現実
4 黒田日銀の当初の受け止め方
5 海外主要中銀もゼロ金利制約に直面

第7回:米国の中央銀行(Fed)の金融政策①——Fedの仕組みと金融危機に直面するまでの動き
掲載号:2018年(平成30年)12月30日号〔第2064号〕
内容:
1 Fedを構成する三つの主体
2 強い独立性の源
3 世界的な金融危機へ
4 「Fedビュー」と「BISビュー」
5 サブ・プライム危機以降の金融政策運営
6 リーマン・ショックでゼロ金利制約に直面

第8回:米国の中央銀行(Fed)の金融政策②――大規模な資産買い入れに踏み切ったFed
掲載号:2019年(平成31年)1月30日号〔第2066号〕
内容:
1 バーナンキ論文
2 日銀の量的緩和に対するシビアな見方
3 Fedは決して量的緩和とは呼称せず
4 新たな手段は期限付きで試行
5 対照的な黒田日銀の政策運営

第9回:米国の中央銀行(Fed)の金融政策③――Fedの正常化への取り組み
掲載号:2019年(平成31年)2月28日号〔第2068号〕
内容:
1 着手一年後から出口戦略を説明
2 なぜ正常化しなければならないのか
3 財務運営悪化の試算を公表
4 着実に進む正常化

第10回:米国の中央銀行(Fed)の金融政策④――柔軟な目標設定
掲載号:2019年(平成31年)2月28日号〔第2068号〕
内容:
1 インフレーション・ターゲティング
2 デュアル・マンデート
3 二〇一二年に初めて長期的なゴールを公表
4 物価にとらわれず利上げを開始

第11回:米国の中央銀行(Fed)の金融政策⑤――対外説明スタンスの変化~意図的不明瞭から丁寧な説明へ
掲載号:2019年(平成31年)2月28日号〔第2068号〕
内容:
1 難解だったグリーンスパン時代
2 消極的な対外説明姿勢の背景
3 バーナンキ議長の方針転換
4 議会はわれわれのボス
5 パウエル現議長の広聴姿勢

第12回:イングランド銀行(BOE)の金融政策①――政府からの独立性獲得の経緯

掲載号:2019年(平成31年)2月28日号〔第2068号〕
内容:
1 通貨統合からの離脱
2 インフレーション・ターゲティングへ
3 「手段の独立性」を獲得
4 独立二〇周年
5 姿のなかった日銀

第13回:イングランド銀行(BOE)の金融政策②――金融危機と量的緩和
掲載号:2019年(令和元年)6月30日号〔第2076号〕
内容:
1 金融危機で量的緩和へ
2 政府の損失負担を当初から明確化
3 資産買い入れは残高方式で
4 量的緩和の効果の当初の認識と現実
5 キング総裁下で五回連続否決

第14回:イングランド銀行(BOE)の金融政策③――量的緩和の財務コストをめぐる政府と中央銀行の対応
掲載号:2019年(令和元年)7月30日号〔第2078号〕
内容:
1 超長期国債中心で正常化のコストは大
2 APFの収益は国庫に繰り入れ
3 キング総裁の見方
4 WEBサイトでコスト試算が可能

第15回:イングランド銀行(BOE)の金融政策④――ブレグジットが物語る自国通貨安の怖さ
掲載号:2019年(令和元年)8月30日号〔第2080号〕
内容:
1 国民投票後、市場で何が起こったか
2 BOEの金融政策運営
3“量的緩和”実施後の中銀の課題

第16回:欧州中央銀行(ECB)の金融政策①――単一通貨ユーロとECBはなぜ誕生したのか
掲載号:2019年(令和元年)9月30日号〔第2082号〕
内容:
1 経済・通貨統合構想の萌芽
2 両独統合で急進展
3 ERM危機―ユーロの〝生みの苦しみ〟
4 単一通貨導入の必要条件
5 それでもユーロを維持する理由

第17回:欧州中央銀行(ECB)の金融政策②――ECBの組織と意思決定
掲載号:2019年(令和元年)10月30日号〔第2084号〕
内容:
1 ユーロシステムとは
2 米Fedとは対照的な分権的構造
3 ボトムアップ型の意思決定
4 政策委員会の投票権ローテーション
5 禍根を残した九月の政策委員会