「私はトップに嫌われていた」~河上和雄さんのこと

「私はトップに嫌われていた」~河上和雄さんのこと

ロッキード事件のときの元東京地検特捜部長として名を馳せた河上さん。
23年の長きにわたり、巻頭言を執筆してくださいましたが、2015年2月7日に急逝されました。

何か予感されていたのかもしれません。
平成27年(2015年)1月30日号〔通巻第1970号〕、2月15日号〔第1971号〕、2月28日号〔通巻第1972号〕では、「戦後70年」と題し、日本の変遷を語りつつ、自身の人生も振り返っておられました。

そんな原稿の中で、思わず「えっ!」と目が釘付けになったのが、「私はトップに嫌われていた」という一文。

ハッキリした物言いが身上だった河上さん。
いつでもどこでもその生き方を貫かれていたのだろう、その分風当たりも強かっただろう、と感じさせられた言葉でした。
原稿でも賛否が分かれる内容が多々あったように感じます。

 

河上さんの葬儀では多くの方が涙する場面を目にしました。

心から悼む人々がこんなにもいる…これが河上さんの生き様への回答ではないか、という気がしてなりません。

(C.S)