三鷹市 「だれでもランチカフェ」に参加

最近、会社の所在地である三鷹市の三鷹市市民協働センター主催の「だれでもランチカフェ」というものに参加しています。
「だれでも」来てよくて、「何でも」話せる。そして、時間の範囲内だったら入退出は自由。
こうした自由な雰囲気があることで、リラックスして思ったように話すことができます。

時間もあるからと、とにかく参加してみる人。自分のしていることを紹介したくて参加する人。活動グループのメンバーに誘われて参加する人。チラシを見て何気なく来てみた人。
興味関心も当然それぞれ違うため、自己紹介を聞くだけでもとても面白みがあります。

昔と今とでは状況が大いに違って、インターネットで検索しようと思えばいくらでもできてしまう。けれど人と人との交流は、検索してヒットするような予定調和ではない素晴らしさを秘めています。思いつくままに話したことも、たまたま出会ったすぐ隣の人にとっては全然身近ではない話題だったり。他の人が何気なく喋ったことが、自分にとって思いもよらない情報だったり。

そうした思いもよらない話題が、新たな考えるひらめきとなって舞い降りるのです。

…と、格好良く言ってみたところで私はひっそり宿題を持ち帰ってきました。
お話会の時にふと投げられた言葉。
「法律で気になるといえば、種子法気になりますよね」

種子法。
思い出すまでもなく、紛れもなく「食と農」連載で鈴木先生が書かれている内容どんぴしゃり。しかし悲しいかな、話している途中、連載を思い出しているうちにGM表示の仕組みが変わることや、それ以上に肉をよく食べる身としては家畜類の餌になる作物が気になってぼんやり考えているうちに話題が終わってしまいました。

種子法が廃止されて、そしてこれからどうなるのか? 連載を読んで分かった気になっていても、パッと弾けるように話せるほど身にしみているわけではないことはままあることなのですが、これはかなり口惜しさが募ります。
復習してみました。

第7回:種子法廃止と安全保障
掲載号:2017年(平成29年)10月30日号〔第2036号〕
内容:
・唐突に決まった種子法廃止
・民間活力の最大限の活用による農業生産資材価格の引下げ
・国家安全保障上のリスク
・附帯決議の実効性

ものすごく端折った言い方をすれば、種子法は「主要食料の種を国が責任を持って開発・保全」するもの。
種子法の廃止により「種を安く売買できるようにすることで市場が活性化→農業の競争力強化」ということになっています。

これはどういうことかというと、鈴木先生の言葉を引用するなら「寡占的な多国籍GM種子産業にとって「濡れ手で粟」である。
つまり、「世界的に進んでいる公共種子・農民種子を多国籍企業開発の特許種子に置き換えようとする種子ビジネスの攻勢」が懸念されているのです。

詳しいことはじっくり本文を読むことにして、改めて思いました。
ただでさえ、情報が多すぎて整理がしにくいこの頃。
あまり話題になっていない出来事はなおさら頭に入りづらく、知りづらい。そして、簡単に忘れてしまいがち。
こうして「ランチカフェ」などでふと出てきた瞬間、その時の関心を大事にしていかなくてはと思います。